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東電「数日で回復」はありえない対応

 公益事業を専門として、審議会等で、電力自由化などに関わってきた経験から。

 今回の2019年台風15号、電柱倒壊は2000本。関西を襲った2018年台風21号では1300本。電柱は、大雑把に市街地では風速20メートル/秒、それ以外で40メートルに耐えるように定められている。今回の台風は、千葉で50メートル超を記録。残念ながら電柱倒壊等の続出は避けられない。

 この分野を勉強してきたものとして信じられないのが、東京電力パワーグリッドの、「数日で回復」という発表。実際は20日ほど要するのに、これでどれだけの混乱が生じたか。

 東電の「台風の規模が今まで以上に大きかったことを考慮に入れず、過小な想定をしてしまった」は、公共的事業を担うものとしては、ありえない判断。

 台風、地震による停電は繰り返し起きており、その対応、対策は電力会社の最大の任務の一つ。直近で言えば、昨年12月に関西電力から、台風21号被害の検証報告が出されている。『「1300本の電柱が折損等」「220万戸が停電」「復旧に2周間以上」』と。https://kepco.co.jp/souhaiden/pr/2018/pdf/1213_1j_01.pdf

 この報告書を、東電は社内でどう学び、どう対策をたててきたのか。同様の報告書は、東日本大震災を含めて山ほど出されている。今回の台風の風速が、40メートルを大きく超えた段階で、被害規模も復旧期間(2週間以上)も想定できなかったはずがない。

 電気事業は、まさに私が関わってきたところであるが、独占から競争へ、電力会社も発送電分離が進んでいる。こういった状況の中で、私達はさまざまな電気会社を選択できるようになっており、電気料金も下がっている。この競争的な状況の中で、経済産業省は、電気事業者への公共的任務への監督をしっかり行うべきであった。それが十分だったのかどうかも、問われるところである。
(twitter 2019年9月15日 )

電気自動車tweet、アカウント表示版

→が松原の発言です。@は、私がRTしたフォローワーの方の発言です。
→電気自動車は、自動車産業の革命児。これへの対応で、メーカーの姿勢が見えてくる。(私は、郵便会社在職時に、電気自動車導入の旗振りをしたので、だいぶ時間をかけて調査しました。航続距離、電池の値段、供給などの弱点もすべて承知した上でのtweetです)
→ハイブリッド車が、環境にいい、というのは本当でしょうか?エンジンもモーターも積んで、電池もガソリンタンクも積んで・・、結果として燃費がいいだけでは?トヨタの高級ハイブリッド車は、重くなりすぎて、駐車場のリフトが上がらない、と言う話はその象徴かと。
→トヨタは、三菱、日産に比べ、電気自動車導入に消極的。当面、ハイブリッド→プラグインハイブリッドで対応。電気自動車は、エンジン、トランスミッション等が不要で、今の自動車部品産業に大きな変動をもたらす。それを避けるための「ハイブリッド戦略」だったのでは?
@sheltercity 電気自動車にシフトすると部品数がエンジンの1/3で済んでしまって、日本の製造業壊滅?
→自動車の部品数は、2~3万。それが数千ですね。少なくとも、自動車産業のピラミッドは崩れます・・。
@amediarush 電気自動車は元を辿っていくと発電所!結局重油(火力発電所)を燃やしていますよね~!
→その通りですけど、発電のCO2を勘案しても、ガソリン車に比べて、CO2排出は10分の1程度に落ちます。
@amediarush 電気自動車は元を辿っていくと発電所!結局重油(火力発電所)を燃やしていますよね~! 補給の場所が変わっただけ?
→電気自動車への充電スタンドで、太陽電池を使えばCO2ゼロ。そういうスタンドも試験的に設置されています。
→私が、講演で電気自動車に触れると、ガソリンスタンドの業界の方が青ざめて質問に来られます。航続距離や、電池の値段・供給量を考えると、すぐにガソリン車がなくなるわけではない・・、でも長い目で見ると、ガソリンから電気かな・・、とお答えしています。 電気自動車は、極端に言えば、車体にモーターと電池を積めば、できあがりなんですよね。アメリカでは小規模電気自動車メーカー(というか、組み立て=アッセンブラー)が乱立しはじめていますね。
@kazmiso 技術的に簡単だから積極的に研究開発していないだけで、トヨタ、ホンダはすぐにキャッチアップできます
→技術的には現段階でも問題なし、です。プラグインハイブリッド車などは、エンジンとミッションをはずせば、いつでもEVです。
@kaba101 バッテリーをレンタル交換式にし、スタンドで充電済みのものと交換する
→その試みは、トヨタも実験中。でも、私は疑問に思っています。高価で重いバッテリーを、クルマの台数だけ余計に作るのは、どうかな?と。
→電気自動車は、自宅充電だと8時間以上。充電スタンドの急速充電だと15分超で。ちなみに充電スタンドは、数百万円で設置できちゃいます。電線さえ通っていれば、山奥でも・・。もちろん無人。(料金収受だけは、まだ法律上の問題が残っていますが)
@roadster7676 電気自動車に於ける1kmあたりの電気代って幾らくらいかご存知ですか?
→フル充電には、数十円。これで100キロ走れます!!郵便配達車に導入しようとするときに、イヤと言うほどww計算しました。車体代が高い分、燃料費をどれだけ節約できるか、と。
@tacktel太陽電池自体の生産時からのライフタイムトータルでの環境負荷まで含めても優位性が保てるのでしょうか? FAQかとは思いますが。
→もちろん、そのことは計算に入れるべきですね。ただ、電力会社の電気を使ってもCO2は10分の1ですから・・。当面はこれでいいかと。(太陽電池の充電スタンドは、「象徴」的な話かと思います)
@pinkneuron 法律上の問題とは?
→(電気自動車)充電スタンドで料金を取ると、電気の販売(再販売)になってしまって、電気の事業者(東京電力のような)の資格が必要になってしまうのです。
→充電スタンドで、今の法律では、料金を取れません。このときに話題になったのが、携帯の充電サービス。厳密に言えば、お金を取るところは「違法」です。おそらく、経産省では法改正の準備をしていると思いますが。(してないとすると、問題ですが)
@momozou 個人的にはFCHVとの棲み分けになるかと思いますが。
→私は、物事にはいろいろな可能性や見方がある、と思っていまして、断定的な物言いはしないタイプ(のつもり)なんですが、FCHVは、相当の確信で、可能性ゼロ、かと・・。
→燃料電池車は、現段階で航続100キロの電気自動車にたいして、500キロ超という優位性があります。でも、燃料の水素充填のためにはスタンドが必要。全国4万超のガソリンスタンドに相当する数の水素スタンドを設置されることはあり得ない、と。電気自動車は家庭で充電できちゃいます。
@yuuyamady 車がある程度普及しないと充電インフラの大幅整備は難しい。
→電気自動車導入に積極的な神奈川県では、県主導で充電スタンドの設置を進めています。郵便会社も、それに協力しようと、郵便局での設置を計画しました(その後、どうなったのかなあ?クビになっちゃったので)
→これ、僕の大学院の「政策評価論」の講義ネタなんですけど。「政府は、燃料電池車を、2010年度までに5万台普及という目標を立て、2004~07年度に約197億円を投入」「結果は、2004年度末の61台をピークに、07年度末で42台。」総務省政策評価で、指摘されてます。
@MichiKaifu さすが我が神奈川県。
→電気自動車に最初に注目したのが、松沢知事。さすがです!私もぴんと来なかった時期に、ですから。禁煙条例も、そのうち当たり前になるでしょう! 
→松沢知事。電気自動車普及で、街の在り方を変えたい、と。ビルの中にクルマが入れないのは、排ガス。排ガスゼロの電気自動車なら、たとえば病院の中への乗り入れも。車いすに駐車場で乗り換える手間がなしに。いろんな発想が出てくるはず。
@mk_kota EVの最大の課題は電池コスト、それが安くならなければ
→まったくその通り。どこまで安く、大量に供給できるか、ですね。その目処が十分にたたないまま、発売し(三菱)、発売予定(日産)しているところと、してないところ(トヨタ)の違いに注目しているのです。
→電気自動車。トヨタは、国内では、ハイブリッド→プラグインハイブリッド戦略ですが、環境規制の厳しいアメリカ向けには、販売を決めているようですけど・・。
→僕は、当初は、松沢知事が「電気自動車」と叫んでいても、恥ずかしながらあまり反応しなかったのだけど、試作車に試乗したとたんに、見方が変わりました。ガソリン車を超える加速性能、静粛性・・。ともかくびっくりした記憶があります。
→電気自動車の技術者に方に伺ったのだけど、モーターはトルクカーブがフラットなのですぐにフルトルクで高加速。このため、通常の感覚にあわせるため、アクセル開度へのモーターの反応をわざと遅らせている、と。
 電気自動車をtweetしていて、去年の7月、電気自動車の発売日に、神奈川県庁と神奈川の郵便局に納車。その納車式で、郵便会社取締役として、鍵を受け取ったんだ!懐かしい思い出です。
@nekofunjatta 都市伝説のようにまことしやかにささやかれているリチウム電池の安定性の問題
→発火の問題等は心配なし。ただ、劣化のほうはまだ・・。だから、EVは、発売でなくリースでした。ただ、価格も、供給量も、劣化も技術的に数年でなんとかなるのではとの予感は。
→電気自動車に、積極的に取り組んだのは、東京電力なんですよね。この支援(お金を含めて)がなかったら、三菱などのEV実用化はもっと遅れたかと。もちろん、そこには「社会貢献」とともに「電気売り上げ増」という企業判断が。
→東京電力の試算だと、日本中のすべての自動車が電気自動車になっても、基本は夜間に充電されるので、夜間の発電余力で対応可能。新たな発電所は作らないでいい、と。
@OkitaI 当面は劣化したら交換、を前提にするしか無いのでは?
→EV電池劣化の件。今手元に資料がないのですが、10万キロで劣化率2割、といった目標値があったと思います。電池が高いので、「交換」は現実的でないかと。だから、当面、5年リースの発売になったかと。
→電気自動車についての、技術的な懸念がありますが、ハイブリッド車は電気自動車でもあるわけです。電池容量が小さいだけ。基本的に懸念(安全性、安定性)などはクリアできていると。問題は、値段と供給量かと。
@ Bluebird_21cリチウムの資源枯渇の問題はどうでしょうか。世界に普及するには海水からの採取技術が不可欠とも言われますが。
→リチウムは大丈夫、という説もあります。もうひとつ、レアメタルはほとんど使わないので、この面からも資源枯渇の心配は少ないとも言われています。ただ、世界全部でEVとなるとき(50年後?)とかはどうなっているかですねえ・・・。リチウムではないかも??
@akimae7 自動者業界に留まらず世界の産業地図が塗り変わる10年になりそうですね。
→その中で、日本が生き残らなければ。そのためにも、トヨタにはがんばってもらいたい!!
→トヨタが今年前半に投入する、プラグインハイブリッド。自宅充電だけで、23キロ走行可。事実上の電気自動車です。それ以上走行時に、エンジン併用に。二次電池の容量をあげれば、「23キロ」はどんどん増えていきます。もう、現実の技術なんです。
@funny_chank 子供の頃、皆が思い描いた未来。後はタイヤが無くなれば。
→電気自動車。雑学的話題でww。タイヤはなくならないんです。モーターをタイヤの中に組み込む、イン・ホイール・モーターが、これからの電気自動車技術なので・・。
@mk_kota 電気スタンドなどインフラ整備もEVが普及してくれば自然に進むでしょう。後は電池のコストをいかに下げるか。ただ、その時にトヨタが主役になっているかどうか。PCにおけるインテルのように、電池メーカが儲かる時代になるかも。
→同意。
@anamsa すごい!そんな技術が!>モーターをタイヤの中に組み込む、イン・ホイール・モーター
→慶応の清水教授開発の電気自動車は、タイヤ8つ!!で、時速300キロ超。インホイールモーターが一番高効率なのです。
@ikoike ささやかな自慢話。この車乗ったことあります。>清水教授開発の電気自動車は、タイヤ8つ!!で、時速300キロ超。
→エリーカですよね。いいなあ!!小泉元総理も、そう自慢していました。ぜひ、ご感想を!
@junjikoike エリーカはものすごく静かなのに速くてびっくりしました!加速もまさにスポーツカーでしたよ!
@tv_ya_youkun ポルシェより速かったです。乗るとさらに凄いです
→こんなご感想も!!いいなあ!!!
→インホイールモーター。バネ下重量問題の指摘がいくつか。その通りなんでうよね。twitterで、ホント、専門家がいらっしゃったり、エリーカに乗ったことがある方がいらっしゃったり。すごいなあ・・・。
→電気自動車。清水教授の会社が、4輪インホイール車の開発を本格始動です。http://www.sim-drive.com/news/2010/0122_press-release.html
@mourindou 10年程前のモーターショウで、インホイールモーターの乗り心地について質問をしたのですが、「車体の剛性が上がっているからバネ下荷重は問題にならない」とはホンダのエンジニアの回答
→10年前ですかあ!!インホイール専用の設計をすれば、問題は回避される・・。
@tv_ya_youkun タイヤメーカーのテストドライバーが運転するポルシェより素人が運転するEVの方が速かったりします。課題は沢山ありますが底力は確かにあります
→エリーカは、たしか後輪も向きを変えるので、旋回性能がいいからですよね・・。
@mk_kota エリーカがついにここまできましたね。 http://www.eliica.com/ 
→そうですね。でも、こんな会社、アメリカではたくさん・・・。
@hirohito_wada: 韓国では非接触で道路から充電する実験をしてますよね。
→僕も知らなかったけど、韓国ですでに実験とか。RT @SeeDaJp 路面から電気を摂りながら走行し続けることができれば、電池に悩む必要がありません。と、妄想。
@hirohito_wada これですね。 http://bit.ly/cBG7TB RT
→うわー、「オンラインEV」(道路から充電EV)
@mk_kota 清水教授については、このインタビュー記事がおもしろい。http://ow.ly/14tQR
@kin3hama 強力な磁場の人間への影響とか気になるけど。まぁ、2.4GHz無線LANも最初は電子レンジ扱いだったし、平気なのかも。 > http://bit.ly/cBG7TB
→リニア新幹線も・・・。

電気自動車を考える

2009年9月に、会員向け雑誌に掲載した文章です
「脱皮」が必要な時代
ー電気自動車を手がかりにー
 「朝の来ない夜はない」―正月の新聞に毎年掲載される、主要企業の経営者の年頭挨拶の中に必ず見られる言葉である。特に昨年10月のリーマンショック以降は、日本経済は闇の中であり、企業経営は真夜中である。しかし、待っていても空ける夜ではない。
 「脱皮しない蛇は滅びる」―この経済、社会、政治、国際経済が大きく動く今こそ、企業経営には時代の変化に合わせた大胆な変革=脱皮が求められているのではないか。
 私は、2007年10月から郵便事業会社の社外取締役を務めており、郵便やゆうパックの配達車への電気自動車導入に取り組んできた。公共的な役割を担う企業として、環境への配慮は重要だとして、郵便事業会社は電気自動車の導入を決めた。09年8月、電気自動車の発売初日に、神奈川県の支店に数台の電気自動車が納入された。電気自動車の性能や発売が不確定な段階から、その導入の検討を決めた郵便会社の英断を評価してもらいたいが、それよりも驚かされたのが、電気自動車に対する松沢成文神奈川県知事の判断の速さ、確かさであった。
 神奈川県が電気自動車の導入を決め、自動車メーカー、ユーザー会社などと「神奈川県電気自動車普及協議会」を立ち上げたのは、2006年、まだ電気自動車が海のものとも山のものともつかぬ状態の時であった。当時は、環境対応車としては水素ガスを燃料とする燃料電池車が先行していた。神奈川県はその時期に、燃料電池車ではなく、電気自動車に絞り込んで導入策を進めていったのであった。
 数億円の水素ガススタンドが必要な燃料電池車は、卵が先かニワトリが先か、ではないが、スタンドができなければ燃料電池車は売れないし、燃料電池車がないとスタンドは使われない。一方、電気自動車は家庭電源で充電でき、充電スタンドも数百万円。今でこそ優劣は明確であるが、当時はそうではなかったのである。ちなみに、政府も燃料電池車を重視し、2010年度までに5万台普及という目標を立て、2004~07年度に約197億円を投入してきた。しかし結果は、2004年度末の61台をピークに、07年度末で42台。総務省の政策評価で厳しい指摘を受けている。郵便会社が、電気自動車をまず神奈川県で導入したのは、導入支援や電気充電スタンド普及支援がもっとも充実していたからである。
 政府の判断ミスも問題であるが、日本の自動車メーカーの中でも、電気自動車への消極的対応を見せたところもあった。電気自動車には、複雑なエンジンに替わって、シンプルなモーターが掲載される。変速機も不要だ。部品数は7割減とも言われる。電気自動車が普及すれば、エンジン、変速機の部品メーカーは立ちゆかなくなる。身内の部品メーカーを守るという後ろ向きの姿勢が、電気自動車開発を遅らせたのであれば、経営として致命的である。
経営判断が求められるのは、もちろんこういった新技術への対応だけではない。少子高齢化、人口減少の進行といった社会問題も経営に大きな影響を与える。ある自治体で、保育所建設に当たって、将来の高齢者施設への転用を想定して設計したとの話を聞いて、合点がいったものであった。
 しかし、今、経営判断の材料として急浮上しているのが、政策の動向である。リーマンショック以前にすでに日本は不況に落ち込んでいたが、私はその原因は政策にあったと見ていた。建築基準法、貸金業法、金融商品取引法、割賦販売法などの規制強化が、それぞれの市場を萎縮させたのは間違いない。また、昨年12月に成立した改正労働基準法で、来年4月からは残業代が、今の割増率25%が、最大50%にアップされる。これも経営への影響が懸念される。
 しかしこれからは、民主党新政権の政策で、市場動向はさらに大きな変化を受けることになる。子育て世帯に回る、年額5兆円超の資金がどう流れるのか、製造業への派遣労働禁止がどう影響するか等々である。さらに、民主党が制定を目指している「公開会社法」では、監査役会への従業員代表の参加も検討されている。いずれも、経営環境に大きな影響を与えるであろう。
今、経営にもっとも求められているのが、こういった政治も技術も社会も激変する時代へのスピード感のある柔軟な対応なのではないか。脱皮しない蛇は、滅びるしかない時代なのである。

電気自動車twitter討論記録

「電気自動車をめぐって」
2月6日(土)午前のtwitter上での、私とフォローワー(■)との記録です。
「電気自動車は、自動車産業の革命児。これへの対応で、メーカーの姿勢が見えてくる。(私は、郵便会社在職時に、電気自動車導入の旗振りをしたので、だいぶ時間をかけて調査しました。航続距離、電池の値段、供給などの弱点もすべて承知した上でのtweetです)
ハイブリッド車が、環境にいい、というのは本当でしょうか?エンジンもモーターも積んで、電池もガソリンタンクも積んで・・、結果として燃費がいいだけでは?トヨタの高級ハイブリッド車は、重くなりすぎて、駐車場のリフトが上がらない、と言う話はその象徴かと。
トヨタは、三菱、日産に比べ、電気自動車導入に消極的。当面、ハイブリッド→プラグインハイブリッドで対応。電気自動車は、エンジン、トランスミッション等が不要で、今の自動車部品産業に大きな変動をもたらす。それを避けるための「ハイブリッド戦略」だったのでは?」
■電気自動車にシフトすると部品数がエンジンの1/3で済んでしまって、日本の製造業壊滅?
「自動車の部品数は、2~3万。それが数千ですね。少なくとも、自動車産業のピラミッドは崩れます・・。 」
■電気自動車は元を辿っていくと発電所!結局重油(火力発電所)を燃やしていますよね~!
「その通りですけど、発電のCO2を勘案しても、ガソリン車に比べて、CO2排出は10分の1程度に落ちます。」
■補給の場所が変わっただけ?
「電気自動車への充電スタンドで、太陽電池を使えばCO2ゼロ。そういうスタンドも試験的に設置されています。」
「私が、講演で電気自動車に触れると、ガソリンスタンドの業界の方が青ざめて質問に来られます。航続距離や、電池の値段・供給量を考えると、すぐにガソリン車がなくなるわけではない・・、でも長い目で見ると、ガソリンから電気かな・・、とお答えしています。 電気自動車は、極端に言えば、車体にモーターと電池を積めば、できあがりなんですよね。アメリカでは小規模電気自動車メーカー(というか、組み立て=アッセンブラー)が乱立しはじめていますね。」
■技術的に簡単だから積極的に研究開発していないだけで、トヨタ、ホンダはすぐにキャッチアップできます
「技術的には現段階でも問題なし、です。プラグインハイブリッド車などは、エンジンとミッションをはずせば、いつでもEVです。」
■バッテリーをレンタル交換式にし、スタンドで充電済みのものと交換する
「その試みは、トヨタも実験中。でも、私は疑問に思っています。高価で重いバッテリーを、クルマの台数だけ余計に作るのは、どうかな?と。」
「電気自動車は、自宅充電だと8時間以上。充電スタンドの急速充電だと15分超で。ちなみに充電スタンドは、数百万円で設置できちゃいます。電線さえ通っていれば、山奥でも・・。もちろん無人。(料金収受だけは、まだ法律上の問題が残っていますが)」
■電気自動車に於ける1kmあたりの電気代って幾らくらいかご存知ですか?
「フル充電には、数十円。これで100キロ走れます!!郵便配達車に導入しようとするときに、イヤと言うほどww計算しました。車体代が高い分、燃料費をどれだけ節約できるか、と。」
■太陽電池自体の生産時からのライフタイムトータルでの環境負荷まで含めても優位性が保てるのでしょうか? FAQかとは思いますが。
「もちろん、そのことは計算に入れるべきですね。ただ、電力会社の電気を使ってもCO2は10分の1ですから・・。当面はこれでいいかと。(太陽電池の充電スタンドは、「象徴」的な話かと思います)」
■法律上の問題とは?
「(電気自動車)充電スタンドで料金を取ると、電気の販売(再販売)になってしまって、電気の事業者(東京電力のような)の資格が必要になってしまうのです。」
充電スタンドで、今の法律では、料金を取れません。このときに話題になったのが、携帯の充電サービス。厳密に言えば、お金を取るところは「違法」です。おそらく、経産省では法改正の準備をしていると思いますが。(してないとすると、問題ですが)
■個人的にはFCHVとの棲み分けになるかと思いますが。
「私は、物事にはいろいろな可能性や見方がある、と思っていまして、断定的な物言いはしないタイプ(のつもり)なんですが、FCHVは、相当の確信で、可能性ゼロ、かと・・。」
「燃料電池車は、現段階で航続100キロの電気自動車にたいして、500キロ超という優位性があります。でも、燃料の水素充填のためにはスタンドが必要。全国4万超のガソリンスタンドに相当する数の水素スタンドを設置されることはあり得ない、と。電気自動車は家庭で充電できちゃいます。」
■車がある程度普及しないと充電インフラの大幅整備は難しい。
「電気自動車導入に積極的な神奈川県では、県主導で充電スタンドの設置を進めています。郵便会社も、それに協力しようと、郵便局での設置を計画しました(その後、どうなったのかなあ?クビになっちゃったので)」
「これ、僕の大学院の「政策評価論」の講義ネタなんですけど。「政府は、燃料電池車を、2010年度までに5万台普及という目標を立て、2004~07年度に約197億円を投入」「結果は、2004年度末の61台をピークに、07年度末で42台。」総務省政策評価で、指摘されてます。」
■さすが我が神奈川県。
「電気自動車に最初に注目したのが、松沢知事。さすがです!私もぴんと来なかった時期に、ですから。禁煙条例も、そのうち当たり前になるでしょう!」
「松沢知事。電気自動車普及で、街の在り方を変えたい、と。ビルの中にクルマが入れないのは、排ガス。排ガスゼロの電気自動車なら、たとえば病院の中への乗り入れも。車いすに駐車場で乗り換える手間がなしに。いろんな発想が出てくるはず。」
■EVの最大の課題は電池コスト、それが安くならなければ
「まったくその通り。どこまで安く、大量に供給できるか、ですね。その目処が十分にたたないまま、発売し(三菱)、発売予定(日産)しているところと、してないところ(トヨタ)の違いに注目しているのです。」
「電気自動車。トヨタは、国内では、ハイブリッド→プラグインハイブリッド戦略ですが、環境規制の厳しいアメリカ向けには、販売を決めているようですけど・・。
 僕は、当初は、松沢知事が「電気自動車」と叫んでいても、恥ずかしながらあまり反応しなかったのだけど、試作車に試乗したとたんに、見方が変わりました。ガソリン車を超える加速性能、静粛性・・。ともかくびっくりした記憶があります。
 電気自動車の技術者に方に伺ったのだけど、モーターはトルクカーブがフラットなのですぐにフルトルクで高加速。このため、通常の感覚にあわせるため、アクセル開度へのモーターの反応をわざと遅らせている、と。
 電気自動車をtweetしていて、去年の7月、電気自動車の発売日に、神奈川県庁と神奈川の郵便局に納車。その納車式で、郵便会社取締役として、鍵を受け取ったんだ!懐かしい思い出です。」
■都市伝説のようにまことしやかにささやかれているリチウム電池の安定性の問題
「発火の問題等は心配なし。ただ、劣化のほうはまだ・・。だから、EVは、発売でなくリースでした。ただ、価格も、供給量も、劣化も技術的に数年でなんとかなるのではとの予感は。」
「電気自動車に、積極的に取り組んだのは、東京電力なんですよね。この支援(お金を含めて)がなかったら、三菱などのEV実用化はもっと遅れたかと。もちろん、そこには「社会貢献」とともに「電気売り上げ増」という企業判断が。
 東京電力の試算だと、日本中のすべての自動車が電気自動車になっても、基本は夜間に充電されるので、夜間の発電余力で対応可能。新たな発電所は作らないでいい、と。」
■当面は劣化したら交換、を前提にするしか無いのでは?
「EV電池劣化の件。今手元に資料がないのですが、10万キロで劣化率2割、といった目標値があったと思います。電池が高いので、「交換」は現実的でないかと。だから、当面、5年リースの発売になったかと。」
「電気自動車についての、技術的な懸念がありますが、ハイブリッド車は電気自動車でもあるわけです。電池容量が小さいだけ。基本的に懸念(安全性、安定性)などはクリアできていると。問題は、値段と供給量かと。」
■リチウムの資源枯渇の問題はどうでしょうか。世界に普及するには海水からの採取技術が不可欠とも言われますが。
「リチウムは大丈夫、という説もあります。もうひとつ、レアメタルはほとんど使わないので、この面からも資源枯渇の心配は少ないとも言われています。ただ、世界全部でEVとなるとき(50年後?)とかはどうなっているかですねえ・・・。リチウムではないかも??」
■自動者業界に留まらず世界の産業地図が塗り変わる10年になりそうですね。
「その中で、日本が生き残らなければ。そのためにも、トヨタにはがんばってもらいたい!!」
「トヨタが今年前半に投入する、プラグインハイブリッド。自宅充電だけで、23キロ走行可。事実上の電気自動車です。それ以上走行時に、エンジン併用に。二次電池の容量をあげれば、「23キロ」はどんどん増えていきます。もう、現実の技術なんです。」
■子供の頃、皆が思い描いた未来。後はタイヤが無くなれば。
「電気自動車。雑学的話題でww。タイヤはなくならないんです。モーターをタイヤの中に組み込む、イン・ホイール・モーターが、これからの電気自動車技術なので・・。」
■電気スタンドなどインフラ整備もEVが普及してくれば自然に進むでしょう。後は電池のコストをいかに下げるか。ただ、その時にトヨタが主役になっているかどうか。PCにおけるインテルのように、電池メーカが儲かる時代になるかも。
「同意。」
■すごい!そんな技術が!>モーターをタイヤの中に組み込む、イン・ホイール・モーター
「慶応の清水教授開発の電気自動車は、タイヤ8つ!!で、時速300キロ超。インホイールモーターが一番高効率なのです。」
■ささやかな自慢話。この車乗ったことあります。>清水教授開発の電気自動車は、タイヤ8つ!!で、時速300キロ超。
「エリーカですよね。いいなあ!!小泉元総理も、そう自慢していました。ぜひ、ご感想を!」
■エリーカはものすごく静かなのに速くてびっくりしました!加速もまさにスポーツカーでしたよ!
■ポルシェより速かったです。乗るとさらに凄いです
「こんなご感想も!!いいなあ!!!」
「インホイールモーター。バネ下重量問題の指摘がいくつか。その通りなんでうよね。twitterで、ホント、専門家がいらっしゃったり、エリーカに乗ったことがある方がいらっしゃったり。すごいなあ・・・。
 電気自動車。清水教授の会社が、4輪インホイール車の開発を本格始動です。http://www.sim-drive.com/news/2010/0122_press-release.html」
■10年程前のモーターショウで、インホイールモーターの乗り心地について質問をしたのですが、「車体の剛性が上がっているからバネ下荷重は問題にならない」とはホンダのエンジニアの回答
「10年前ですかあ!!インホイール専用の設計をすれば、問題は回避される・・。」
■タイヤメーカーのテストドライバーが運転するポルシェより素人が運転するEVの方が速かったりします。課題は沢山ありますが底力は確かにあります
「エリーカは、たしか後輪も向きを変えるので、旋回性能がいいからですよね・・。」
■エリーカがついにここまできましたね。 http://www.eliica.com/ 
「そうですね。でも、こんな会社、アメリカではたくさん・・・。」
■韓国では非接触で道路から充電する実験をしてますよね。
「僕も知らなかったけど、韓国ですでに実験とか。RT @SeeDaJp 路面から電気を摂りながら走行し続けることができれば、電池に悩む必要がありません。と、妄想。 」
■これですね。 http://bit.ly/cBG7TB RT
「うわー、「オンラインEV」(道路から充電EV)」
■清水教授については、このインタビュー記事がおもしろい。http://ow.ly/14tQR
■強力な磁場の人間への影響とか気になるけど。まぁ、2.4GHz無線LANも最初は電子レンジ扱いだったし、平気なのかも。 > http://bit.ly/cBG7TB
「リニア新幹線も・・・。」

kindleに見る電子書籍の可能性

(会員制雑誌に先週投稿した文章です)
 「リアル書籍」という言葉が生まれた。電子書籍に対する、従来の「紙」の書籍をさす言葉である。かつて、デジカメが普及し始めたときに、「フィルムカメラ」と従来のカメラを呼んだことを思い出す。
 電子書籍と言えば、書籍のネット通販の大手、アマゾンが2007年10月、アメリカ発売した電子書籍リーダーのkindleである。2009年10月には、このkindleが世界で発売され、日本でもアマゾンのHPから購入できるようになった。先日、これを入手。近いうちに、確実にこの電子ブックが、「リアル書籍」を凌駕する日がくることを確信した。ちょうど、CDの売り上げが、ピーク時の4割に落ち込んだことが報道された日であった。
 
 このkindle、価格は259ドルである。日本では、これに送料など36ドルかかり、合計295ドル、27000円ほどである。私の場合、注文後数日で到着した。それには、”welcome Satoru”と私の情報がインストールされており、アマゾンに事前登録していたパスワードを入力するだけで、すぐ好きな電子書籍をダウンロードすることができた。
 このkindleには、AT&TのSIMカードが内蔵されており、ローミングサービスで国内の3Gの携帯電話網につながる。パソコンを介することなく、日本のどこでも、アメリカから書籍をダウンロードできるのである。本体には2ギガのメモリがあり、書籍1500冊分が記録できる。
 ディスプレイは、白黒の電子ペーパー。目に優しく、バッテリーも1週間持つ。また、文字の大きさを6段階に変えることができる。老眼、恐るるに足らず、である。さらに、読み上げ機能も。音声は男性、女性から選べ、スピードも3種類、こちらも6種類の中から選べる。その読み上げのスムーズさには驚かされた。通勤電車の車内では「音声読み上げ」で、家に戻ってからは、ディスプレイで読む、といった使い方が自然にできそうであった。
 アメリカでは、30ドルほどで売られている「リアル書籍」が、電子版では10ドルほど。15冊買えば、リーダーであるkindleの元が取れることになる。先日、アップル社がタブレットPC、iPadを発表した。499ドルのこのパソコンも電子書籍対応をウリにしている。
 さて、このkindle、現段階では日本語には未対応。日本語対応には、縦書き、横書きの対応や、ルビをどうするかなどの技術的な問題もあるが、すでに、日本メーカーか日本語対応電子書籍リーダーは市販されている。問題は、アマゾンのような電子書籍を並べるサイトがないことである。
 日本の出版社が電子書籍に積極的ではないのは、印刷→製本→取り次ぎ→書店、という出版のビジネスモデルが崩れるからである。また、書籍には楽曲とは違い著作隣接権がないので、著者さえOKすれば、電子書籍出版はいつでも可能である。アマゾンが日本語対応して、著名な著者の何人かが自分のベストセラー書籍の電子化を契約した瞬間に、一気に日本の出版ビジネスモデルが崩れていくことになろう。CDは約10年で、売り上げが6割減となった。書籍もすぐに「リアル書籍」が席巻するわけではない。しかし、電子書籍に逆転される一歩が切られるのは間違いないということだ。
 
 こういった事態に対抗して、講談社、小学館、新潮社など国内21の出版社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月にも発足させることになった。ここを通さないと電子書籍販売ができないようにするといったことになると、電子書籍の健全な市場の発展は望めないだろう。この分野でもガラパゴス化がすすむことは避けなければならない。
 kindleでは、電子書籍の印税は70%にしている。ベストセラー作家でも、リアル書籍の印税は10%にすぎない。たとえば、1400円の本で彼らが受け取る印税140円を得るには、電子書籍では200円の値付けでいいことになる。書籍電子化の流れは、一気に加速するに違いない。

シンポ「ネットと政治活動」記録

ICPF・IME共催シンポ『ネットと政治活動』
09年12月18日(金)、東京にて
嶋 聡氏(ソフトバンク社長室長)、高井 崇志氏(民主党 衆議院議員)、片山 さつき氏(前自民党衆議院議員、千葉商科大学大学院教授)、松原聡(マニフェスト評価機構・東洋大学)
山田肇(情報通信政策フォーラム・東洋大学)
シンポ詳細は
http://www.icpf.jp/sem21_a04.html
シンポ映像は、
http://bit.ly/5sou9K
Part1

Part2

Part3

Part4

鳴り物入り「事業仕分け」の本当の意味

(某会員向けサイトから発信されるたコラム記事として、11月13日に執筆したものです)
 去る11月11日、行政刷新会議の「事業仕分け」が鳴り物入りで始まった。仕分け作業は完全公開で行われ、インターネットでも生中継された。
 国民注視の中での、官僚と議員や民間の評価者のやりとりは迫力にあふれている。従来、この作業は財務省の中で行われていた。元財務省主計官で、防衛予算を削り込んだことで名を馳せた片山さつき氏によると、「財務省の財政審議会で、各主計官が、その年の削減候補項目を、取り上げて、有識者委員の先生方に、削る方針をバックアップしていただき、業界代表の委員からは、擁護論が出る。その結果をみて、財政審の報告書に、ざっとした方針を書く、そんな感じ」。
 主要国で最悪の状態になっている我が国の財政事情を何よりも熟知している財務省は、ここまでも必死な予算の削減に取り組んできた。しかし、かつて財務省の中で行われたこの作業が、白日の下に晒された効果は計り知れないものがあると思う。財務省が頼る「有識者」は、所詮は財務省の代弁者でしかない。まさに片山氏の言葉にある「削る方針をバックアップしていただける方」である。
 しかし、今回の「事業仕分け」の評価員(仕分け人)たちは、一定の「方針」をバックアップするような人々ではない。たとえば、前我孫子市長の福島浩彦氏。市長時代に「提案型公共サービス民営化制度」を導入している。この制度が画期的だったのは、仕分けの対象を、市の全行政サービスにしたところである。市自らが、行政サービスを1100に分類して、そのすべてをさらけ出して、民間から「参入」の提案を募ったのである。
 2006年に行った第一次募集では、給与計算事務や庁舎の維持管理などには企業から、また学童保育障害児巡回相談や、公園維持管理などにはNPO法人から、79件の応募があった。この大半が、審査委員会の審査を経て、採用されることになった。こういった経験を持つ福島氏の評価は、財務省お抱えの有識者にはない、一歩踏み込んだものになるのは当然である。
 事業仕分けや、我孫子市の「提案型民営化制度」を見ると、小泉元総理の言葉を借りながら整理すれば、「民間でできることは民間で」、「地方でできることは地方で」、さらに「廃止できるものは廃止を」ということになろう。
 しかし、民主党政権が「民間」に求めている役割は、単に「官」の仕事を補完するということではない。民主党はマニフェストで、「住民が・・・公共サービスの提供者・立案者といった自治の担い手として参画する社会を目指します」としている。単に民営化するのではなく、公共サービスへの企業、NPO、個人への参画を促す、ということである。この点は、我孫子市の「民営化制度」の理念である「公共の分野を行政が独占する、あるいは支配する、という時代は終わりました。公共サービスを担う民間企業が増加し、新たな公共の担い手として登場したNPO・・・などの活躍も目覚しいものがあります。これらの民間の主体と行政が対等の立場で協働して、民と官でともに担う「新しい公共」を創ることが求められています。」と共通する。
もう一つ注目すべきは、分権の受け皿としての地方制度である。都道府県が47にも分かれている現状では、たとえば県境を越える道路は県道にはできないし、県を超えて流れる河川もまた、国が管理せざるをえない。もし、都道府県が、全国10前後の道州に集約されれば、分権は加速するはずである。市町村も、1800に集約されたとはいえ、まだまだ分権の受け皿としては小規模な町村も多い。残念ながら、民主党の今の政策でかけているのは、こういった地方制度の再編問題である。たとえば国→道州→市(30万人程度、全国3~400市)といった形になれば、「地方でできることは地方で」は大幅に進むはずである。
今進行している「事業仕分け」は、制度的な根拠も、またその判断の拘束力も不明確である。しかし、政府予算の問題が、国民の前で議論されるようになった意義はきわめて大きい。この作業が、都道府県、市町村のすべての行政組織で進められなければならない。「事業仕分け」の可能性を今後も注視していくべきだ。

twitter

twitter 魅力にはまり、blog の更新が遅れました・・。140字以内で、みんなでつぶやきあう、という不思議な世界。そこで知人の日々の動向がわかるおもしろさ、さらに140字以内の意見表明や論争・・・。さらには、twitter を通して、たとえば蓮舫さんと久々に連絡が取れたり・・。
まあ、おもしろい世界ですね。
これからは、twitter、blog、HP、と上手に情報を振り分けながら、コミュニケーションを取り合う時代になっていくのでしょうね。

VAIO X

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19日の先行予約で苦労してゲットした、VAIO・X。28日到着予定が、24日に到着。各種設定を済ませて、すでに愛用しています。長く愛用し続けてきたパナソニック、レッツノートRシリーズ(おそらく、全シリーズを購入した)から、転向しました。
写真で、大きさの違い、実感してください。薄く、軽く、です。レッツノートは、Rシリーズは、この間、薄くしようとか、軽くしよう、といった努力は皆無でした。VAIOは、先行する人気モデルがこの体たらくでしたから、ある意味で、楽な挑戦だったのかもしれません。
ちなみに、VAIOXは、655グラム、R8は930グラム。また、私はドコモの通信カードを使っていたのでこの24グラムがVAIOでは、内蔵なのでゼロ(SIMカードはほぼゼログラムとして(笑))。955→655で、なんとマイナス300グラムです。3割減。
ただ、Sバッテリーは5時間、というカタログデータですが、どうもそこまでは出ていない印象。もう少し使ってからまた報告します。

ホームページ、ブログ、ツイッター

 私がHPを開設したのが96年8月。「まだ、ホームページ作成ソフトが市販されていない時代。最初は自分で、htmlを操作しながら作りました。」(HPより)。おそらく、日本でも相当歴史の長いHPだと思います。いつしか、時代はblogに。HP用のソフトが不要です。いわば、クラウドの先取り。その便利さで、私自身もblogへ移行(もちろん、HPは残していますが)
 そして、今度はツイッター。まだ、本格利用は1週間ほどだけど、結構はまっています。140字以内で、「今、何をしている」のつぶやきがどういう意味を持つのかよくわからなかったのですが、やってみて、その意味がわかり始めてきました。ほんとうに個人的なつぶやきだと、仲間同士の「確かめ合い」かと。広がりを求めるのなら、140字に、わかりやすさ、おもしろさ、普遍性を盛り込むんですね。
 いくつかフォローしてみて、仲間同士のつぶやき合い、のようなところは、何を書いているのかの背景がわからずNGですね。また、個人の興味に集中しているものも、こちらの趣味とあえば別ですが、そうでもないときはやはりNGですね。そういう取捨選択も自由なところがいいですね。
 ちなみに、http://twitter.com/matsubara_s です。